最近パスタばっかり食べてぶくぶく肥える中村です。

本日6月1日。動物愛護管理法の改正に伴い、マイクロチップ装着の義務化が施行されると言うことで、犬と暮らす私にとってはとても身近な話題ですね。
主に、飼い主に関係のある内容はこの3つです。

  1. 繁殖・販売する業者(ペットショップやブリーダーなど)は犬猫へのマイクロチップの装着と情報登録の義務化
  2. マイクロチップを装着した犬猫を譲り受けた者は、変更登録の義務化
  3. 狂犬病予防法に基づく犬の登録の特例
    • マイクロチップを装着した犬の登録情報は、市町村(狂犬病犬籍登録担当部局)に通知される
    • 装着されたマイクロチップは狂犬病予防法上の鑑札とみなす

法改正の話はここまで。詳細については各々確認してくださいね。
今回はペット税のお話…。

分かりにくい…お役所の資料たち

私は何か根拠のいるテーマを書くときの1次ソースは必ず、行政機関のメディアを参考にするのですがその度に思うのが素人にはめちゃくちゃ分かりにくいと言うこと。
私の理解力がないのが一番の原因ではありますが、馬鹿にも分かるように書いて欲しいと言うのが本音です。

今回の改正に伴って何がどう変わるのか、詳しい内容をまとめているPDFの資料が環境省HPにあるのですが(その資料がこちら)、1から10まで目を通してみても、概ねこんな感じに変わるのね〜としか理解できず、果たして自分の中に正しく情報がインプットされたのか不安です。
図解も多く、適当に作っていないことは分かるのですが、行政が発表するいわば正式な資料なので重箱の隅をつつくようにどの文言も取りこぼさないよう作られています。
その結果、私のような素人にはどの部分をピックアップすれば良いのか、聞き慣れない大量の文字情報のなかで迷子になるのです。

もう少し噛み砕いた情報が欲しいし、オフラインで得る情報と、オンラインで得る情報とでは、質も量も違ってきます。
大都会の真ん中で暮らすキャリアウーマンにも、田舎の山間部で暮らすじいちゃんにも、日本全国の飼い主さんに同じ基準の適正飼養を求めるのであれば、伝わるように伝えるしかありません。

伝わるように伝えるには

海外では犬を迎えたらドッグスクールに通わせるのが一般的だと言います。
以前のスイスでは犬のしつけが義務化されていましたが、自然とみんなドッグスクールに通わせるようになったので義務化は廃止されるほど、犬について学ぶ環境が整っています。

しかし日本では引き取る際に軽く説明を受け、あとは自分で本を買うなり、YouTubeを見るなり情報を掴みに行くしかありません。
セミナーやしつけ教室に通う義務もなく、ドッグスクールが身近ではない土地もあり、多くの飼い主さんが(私を含め)素人のままペットを飼養しています。

素人の飼い主から脱却するには、とにかく勉強して知識を積み上げていくしかないのですが、先ほども言ったように日本にはその土壌が整っていません。
オンラインとオフラインの両方で、一貫性のある正しい知識を身に付けられる場所が欲しいのですが、それをやるにはお金も時間も、労働力も必要です。

そこで、ペット税の出番です。

みんなのお金は使えない


ペット税を導入しないまま、そういった環境を整えるとなると国民の税金に頼らなければいけません。
みんなが働いたお金で教材を作り、みんなが働いたお金でしつけ教室の運営やセミナーを開催する。

…でも、これってなんかおかしくありません?

みんなが平等にペットを飼える権利と環境があるわけではなく、動物が嫌いな人だって、アレルギーがある人だっています。
そんな人たちのお金を、ペットやその飼い主たちのために使えますか?
私たちの税金を、私たちの意思とは違うところに投入されていたら怒るのと同じで、皆のお金はペットのためだけには使えないと思います。

だからこそ、ペットの命とペットとの暮らしを支える為だけに使えるお金=ペット税があれば良いなぁと、素人飼い主中村は思います。

ペットの飼育について学べるところは民間にだってあるじゃん。

と思う方もいるかもしれません。
私も思いますし、ペットと暮らすたくさんの飼い主さんがオンラインで情報を共有する時代です。
1、2歩歩けばたくさんの情報が落ちています。

たくさんの人がたくさんの情報を発信するメリットもありますが、一貫性がなく、真偽が分かりにくいデメリットもあります。
ここのメディアではこう書いてあったけど、あっちのブログでは反対のことが書かれていて何を信用すれば良いかわからない!って経験があると思います。

飼育のノウハウをわかっているのであれば、どの情報を取捨選択すべきか判断できますが、ペットを飼い始めたばかりの右も左もわからない頃にその判断をするのは難しいかもしれません。

ブレのない一貫性のある情報を提供するのに最適なところ、というと、今の時点では行政機関が一番近い存在ではないでしょうか。

誰もがアクセスしやすい適正飼養の1次ソースを作るのです!

「勉強する場所を作る」ここまでする意味

ペット税を作れ!というのは簡単だけど、社会はすぐには変われないし、たくさんの人と時間とお金を動かしてまで新しい税金を導入する必要性は、この記事を書いててなんですが個人的にはないように思います。

だって本来なら、こんな手取り足取り言われなくても自ら学ぶべきだと思うから。

しかし、簡単に命を買えるシステムがあるので、家庭内のレベルで起こる虐待やネグレクト、無知による事故や病気が絶えません。
知識不足や覚悟のないまま飼うことを防ぐために生態販売禁止を求める声や、ブリーダーを規制する声が年々増えていますが、私は正直システムの欠陥を正すよりも、飼い主全体のリテラシーを上げる方が早いと思います。

だから、強制的に学ぶ場所を作るべきで、そうなったらペットを取り巻く環境が少しは改善するのかなぁと、改善して欲しいなぁと、勝手に考えています。

勉強する環境がないと自ら学ばない、という人は、逆に考えてみれば環境を与えれば学んでくれることに繋がるのではないでしょうか。

ペット税の有無に関する議論がされることは、他の社会課題に比べて少ないですが、これを機に少し考えてくれると嬉しいです。

これから気温がグッと上がってきます。体調管理に気をつけて素敵なペットライフをお過ごしください!

環境省HP /アニドネ

私も皆さんと一緒に見ている景色を広げるために色々吸収しまくっています。
でも、もし間違いがあったらTwitterでも何でもいいのでご教授ください!
感想も待ってるよ!!!!

TwitterInstagramnoteも更新してるよ!
ポップなどうぶつモチーフのグッズもSUZURIで発売中です!!
めっちゃ可愛いから買ってね!

今日のSTAY HOME

生き物や、それに関わる制度やシステムについて多くの人がもっと理解を深めた方がいいと、個人的に思うのですが、何から勉強を始めればいいかわからないと思います。
私も、温暖化や野生動物の保護など、解決しなくてはいけない問題があることはわかっていましたが、その問題がマクロすぎて一体自分には何ができるのか分かりませんでした。

環境省が制作した広報誌「エコジン」は、私たちの暮らしレベルで環境問題を考えることのできるメディアです。
私たちが食べるものや、消費するエネルギー、災害対策など、身近なところでは環境のためにどんなことが行われているのか、私たちは何をすればいいのかを分かりやすく、端的に伝えています。

ボリュームもそれほど多くなく、きれいに洗練されたビジュアルで読み物が苦手な人でも理解できる分かりやすさです!
正直、「どうせ環境省だしパワポで作ったイモっぽいやつだろうな〜」と期待していませんでしたが、「ちゃんとお金かけて伝わるように伝えてくれている!」と少し見直しました。

緊急事態宣言は解除されましたが、第2波の感染拡大も懸念され未だ不安な世の中。
息抜きに、環境のことを学んでみませんか?

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